前回までは『褒める』について書かせていただきました。



◆◆合わせて読みたい◆◆






先日、同僚と「部下やスタッフのモチベーション向上」について話をしていて疑問が出てきました。




同僚:『褒める』のは大事だと思うが、甲子園強豪校の球児は褒めが無くてもモチベーションが高い。

むしろ監督から厳しい事を言われながら成長しているし、自分の課題を見つけ、練習を重ねている。

だから人材育成には厳しさの方が必要なのではないか?






「なるほど」と思いました。




人材育成や組織マネジメント勉強中の身でありますので、上手に返す事ができませんでした。



とりあえず、帰宅しながら考えまして、今の私のレベルでですが、その考察を以下にさせて頂きます。




高校球児のモチベーションが高い理由




「甲子園強豪校の球児がモチベーションが高い理由」
は大きくは1つしかないと思います。



それは、「野球がき」だからです。


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引用元:雰囲気イケメンさんによる写真ACからの写真





例えば、子供がテレビゲームをしているとします。

かなり熱中しますよね。


こちらが注意をしないと何時間でもやり続けると思います。


ゲームが好きなので「どうやったらゲームが上手くなるか」を考え、やり込みながら、失敗を繰り返し、次は違うアプローチをしたりと試行錯誤を繰り返します。



そうしながらゲームが上達(成長)していきます。



最近では、ネット環境が整っているので、上手な人の動画などをネットでみて参考にしながら行うやり方もあるでしょうし、身近な上手な人に聞く手段もあります。




これがテレビゲームではなかったら、「努力」と呼びますかね。





このため、「甲子園強豪校の球児がモチベーションが高い理由」としては、野球が好きで、野球が上手になる事が嬉しいのだと思います。



なので本人たちは外から見ている私たちが思っているほど、「努力」しているとは思ってないかもしれません。



ただ、子供がテレビゲームをしていて、「あなたは何てモチベーションが高いの」なんて言わないですよね。



なので、好きでやっている事に対しては、モチベーションで話をするのはナンセンスかもしれません。



その他にも甲子園球児のモチベーションが高い理由は考えられますので、後日記事にしていこうかと思います。




最初の話に戻りますと・・・




同僚:『褒める』のは大事だと思うが、甲子園強豪校の球児は褒めがなくてもモチベーションが高い。むしろ監督から厳しい事を言われながら成長しているし、自分の課題を見つけ、練習を重ねている。だから人材育成には厳しさも必要なのではないか?




仕事において、それが本当に好きな仕事、心震わせる仕事であれば、『褒める』事はいらないと思います。





これまでの記事で話しましたが、むしろ『褒める』事で悪影響を及ぼす恐れがあります。

『褒め』が人材育成・組織マネジメントに及ぼす影響(2)





ただし、職場で「本気でやりたいと思ってこの仕事に就いた」なんて人はどのくらいいるでしょうか?



頭にクエスチョン





続きは次回に更新します。




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