「組織の底上げの方法における研修会の扱い方」は、また後日に更新するとして、元々書きたかった『組織の底上げの方法』について書いていこうと思います。

前回の内容で、「どうやって組織の底上げを行えばいいのか?」を、自分の経験と、一般的に認識されている法則と言われるものを組み合わせて…と話しましたので、一般的に認識されている格言?法則?と言われるものを紹介します。
◆◆合わせて読みたい◆◆
①「リーダーと普通の人たちとの距離は一定」
②「社員の発言」
③「2:6:2の法則」
の3つを主に考えながら、人材育成と組織マネジメントを行っています(結構聞いたことある普通の内容ですいません)。
リーダーと普通の人との距離は一定
これは組織の底上げをするには、社員全員に同じことを要求するのではなく、リーダー的な人間を鼓舞して、その部下や周りの人の行動を変革させ、組織全体の活性化を図り、底上げを行うというものです。
組織が30人を超えれば、いろんな特徴を持った社員がいるでしょう。
そこに組織全体の底上げを行う目的で、研修会を開催しても、メチャクチャ興味がある人もいれば、全然興味無い人もいるでしょう。
またメチャクチャやる気ある人もいれば、全然やる気ない人もいるでしょう。また今はそれどころじゃない人もいるでしょう。
なので、講義形式の研修会は学習定着率が低いのではないかと思います。
研修会はアナウンスとしての効果はあるとは思いますが、個人に合わせた教育手法ではないので、組織の底上げに繋がらないのではないかと思います。
そこで、組織の底上げの方法で、「リーダーと普通の人たちとの距離は一定」の話に戻ります。
「リーダーと普通の人たちとの距離は一定」の具体的な内容ですが…
リーダーの仕事ぶりが高ければ、普通の人の仕事ぶりも高くなり、逆にリーダーの仕事ぶりが低ければ、普通の人の仕事ぶりも低くなります。
皆さんも「優秀なリーダーがいるチームは、部下の成長も早く、優秀な社員に変わっていくなぁ」みたいな事を思ったことはありませんか?
私は結構実感している事なので、この格言は確かに的を得ているなと思っています。
私なりに、この格言の根拠を考察してみます。
これは優秀なリーダーというのは、考え方、行動、洞察力、はたまた話している内容が、普通の社員とは違うと思います。
(すごく簡単に言いますが…)優秀なリーダーの身近にいる部下は、そのリーダーの行動や発言を多く目、耳にすることになります。
それをひたすら身に感じていると、少しずつそのリーダーに似てくることがあると思います。
そうやって部下も優秀になっているのだろうと思います。
これにはおそらくミラーニューロン(人の動きを真似る神経細胞)や、ワーク・エンゲイジメントの伝染現象(簡単にいうとやる気のある人の近くにいるとやる気が出てくる)なんかも関係しているのではないかと思います。
なので、組織の底上げを行いたかったら、社員全員に同じことを要求する研修会のような方略ではなく、リーダー的な人間を鼓舞して、その部下や周りの人の行動を変革させ、組織全体の活性化を図り、底上げを行った方が良いのではないかと思います。
「リーダーと普通の人たちとの距離は一定」の格言からいくと、リーダーは組織力に良くも悪くも大きく影響を与えると思います。このため、リーダーを選出するときは慎重な検討が必要だと思います。
では、どのような人をリーダーに抜擢したら良いと思いますか?
この続きは次回更新します。
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