あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。
前回からの続きです。
私が考える「教育」とは…を考えていく前に、一般的にはどのように定義されているのかを調べてみました。
文部科学省では以下のように定義されていました。(http://www.mext.go.jp/b_menu/kihon/about/004/a004_01.htm)
教育は、人格の完成をめざし、平和的な国家及び社会の形成者として、真理と正義を愛し、個人の価値をたつとび、勤労と責任を重んじ、自主的精神に充ちた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。
※たつとび:尊び
人格の完成:個人の価値と尊厳との認識に基づき、人間の具えるあらゆる能力を、できる限り、しかも調和的に発展せしめること
(昭和22年文部省訓令)
※具える:生まれつき持っている
ちょっと読みやすくすると、文部科学省が定義する教育とは…
個人の価値と尊厳に基づき、個人の持って生まれた才能をできる限り、調和的に発展させ、真理と正義を愛し、個人の価値を尊重し、勤労と責任を重んじ、自主的精神に充ちた心身ともに健康な国民の育成を行うこと。
であると思われます。
今でこそ、「多様性」や「アイデンティ」が席巻していますが、1940年代後半においても、「個人の価値や尊厳」、「人の備える能力の発展」、「個人を尊重する」という考えが、教育の定義となっていることに、改めて驚きました。
また「自主的精神に充ちた」というフレーズも好きです。
ちなみに、ウィキペディアでは以下のように定義されています。
(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%99%E8%82%B2)
教育は、教え育てることであり、ある人間を望ましい状態にさせるために、心と体の両面に、意図的に働きかけることである。教育を受ける人の知識を増やしたり、技能を身につけさせたり、人間性を養ったりしつつ、その人が持つ能力を引き出そうとすることである。
教育とは、まず望ましい状態にさせるために、意図的に働きかけることみたいですね。
会社としての実りは収益をあげる事が重要な事柄の1つだと思います。
これも私の解釈になりますが…
社内教育というのは、従業員を会社の利益を上げる状態にさせるために、こちらから意図的に働きかける事となりますかね。
次回は、私なりの「教育とは何か?」を記事にしたいと思います。
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【参考・引用文献】
文部科学省:http://www.mext.go.jp/b_menu/kihon/about/004/a004_01.htm
ウィキペディア:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%99%E8%82%B2